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畳の表替えしました [キッチン・生活雑貨・インテリア]

14年経つと畳にも傷みがでてきます

思い切って新調しようと畳屋さんをチェック~


チラシが入っていた畳店はネットで情報がなかったのと、

チラシでは価格がわかりにくかったので却下


ネットで出てきた畳屋さんは、わかりやすい料金表示で好感度大

近所だし、一級技能士のお店で市内唯一の県内の畳業組合連合会員で、

近所のお寺さんの畳替えもやっているとのことなので、

きっと間違いのない仕事をしてくれるだろうと期待して、

問い合わせフォームから新調の依頼をしてみました


翌日、電話があって「一度見てからでないと何とも言えない」とのことで、

翌週に来てくれることに


やって来たのは職人兼店主さんらしき風格のある男性…

サイトで「おすすめ」と表記のあった9,500円の特選品の畳で新調を希望したのですが、

部屋を見て、畳を1枚外して、

「3cmの木の粉を固めたボードに畳表が貼ってある」
「表替えで十分」
「高いものは使えない」
「国産の上級品で貼り換えできる」

…とのこと


中がこのタイプのボードに特選品の畳表を貼ると反っちゃうんですって

予算よりも安くやってもらえそうなのでお任せすることにしました

1週間後の朝8時に来て取り外して、午後3時に設置してくれるとのこと


最後に縁を20種類ほどの中から選びました

無地っぽいものはなく、どれも似たような和風の柄です


縁の値段は2種類、安いほうの1,800円と書いてあるもので決定

高い方は高田織物のアラベスクで2,000円台、

桜の花びらが舞う素敵な柄ではありますが、

シンプルなものにしたかったので、

淡い抹茶色に金の亀甲柄が飛び飛びに配置してあるものを選びました


縁は大して違いはないのでお好みで選んでくださいとのことだったので、

もしかしたら差額なしで高いほうも選べたのかも…


値段の見積表などはもらえませんでした…

たぶん1畳9,000円ぐらいで合計54,000円になると思うんだけど…

畳屋さんにとっては安い仕事ってことなのかな~

なんだか軽く見られているようで気分は良くないですね


ちなみに、雑談の中で話してくれたのが、

うちのマンションの畳は3cmの畳ボード、

隣のマンションは発泡スチロールを貼ったボード、

反対側の隣のマンションは1,5cmの薄い畳ボードを使っていると…

マンションのお値段相応に畳も違うんですね

3cmの畳ボードは耐久性がわりとあるようなので良かったです


この畳屋さんは前にもうちのマンションの畳を交換したことがあるとのこと

勝手がわかっていると思うと安心感があります


あと、ダイソンの掃除機は吸引力が強すぎて畳が傷みます、ですって

こういう小さなお役立ち情報は結構好きです

雑談入れても15分ほどで帰っていきました


施工前日、畳屋さんから電話がありました

明日は雨だから日程を変更したい、とのこと

畳が濡れちゃうから~ですって

畳屋さんが3日後で、とのことなのでご希望どおりに変更しました


さて、ようやく施工当日

奥さんらしき人と2人で8時ぴったりにいらっしゃいました

畳にマジックでいくつか印をつけて畳を外して、運び出していきます

15分ほどで終了


意外だったのは、まったくお掃除をしなかったこと…

下に敷いてある発泡スチロールの薄いシートもそのまま

これも替えて欲しいなぁ~


最初の問い合わせフォームで、

テレビやネット関係の配線はいじらないで畳交換してほしいと書いたのに、

躊躇なく配線を外そうとするし…

幸い、同行の奥さんが「外さなくても下に置けば大丈夫」と言ってくれたので、

なんとか配線はテレビケーブルのみを外しただけで畳が外せました


家具は部屋の外に出すか、部屋の真ん中に置くのが鉄則のようです

隣のリビングに断りもなく家具を運びこんだのでびっくり~

「ココに置きますね」ぐらい言うよね…

まあ職人さんらしいというか、すべてがそんな感じで~


箒が入った手提げ袋も朝から床に置きっぱなしで放置だったし、

畳を外してから「見積書を忘れたので後でポストに入れときます」…って、

ホームセンターの丁寧対応に慣れちゃうと、

ちょっと高くなっても次はそちらにしようかな~と思ってしまいます


あとで見積書を見たら、

畳み表替え8,500円×6枚=51,000円

消費税10%とネット申し込みの値引き1,000円で、

合計55,100円、とても良心的な価格でホッとしました


そして、夕方、同じ2人で設置に来ました

設置は5分ほどで完了


設置したあと、畳を何度も足で踏んで厚みを確認しています

3か所ほどに細く切った段ボールを差し込んで微調整をしていました

この作業が10分ほど


それが終わってもところどころ畳が浮いていますが、

反りが出ているだけなので、数日で収まるとのこと

隙間はまったくありません


奥さんらしき人が畳を箒で掃きながら最終チェック

飛び出た糸などを処理して終了です


熊本県八代産の畳表ですって

今までのものよりも厚みがあって目が詰まっているように感じます

最初に希望していた特選品ではないけれど、

そのすぐ下のランクの高級品、見た目に今までより高級感があります


縁の貼り方が前のとは違って、

包むように巻いてあるので縁も厚みがあります

縁の生地も厚みがあるように感じます

織の違いか素材のおかげか以前のように縁で滑ることもありません


以前よりも畳に厚みがあるせいか、

敷居よりも5~6ミリほど畳が高くなっているように感じます

畳屋さんもそれが気になったようで、何度か木槌で叩いていました

私個人としては、縁がなだらかで段差を感じないので問題ないと思っています


なんとなく、私の感想ですが、

設置したあとの凸凹を慣らしていたのが職人ならではの技なのかな、と…

綺麗に平に仕上がっているんですよ、部屋がとてもきれいに見えます


畳そのものを綺麗に仕上げても、

現場で上手く収められなければ部屋の居心地が悪くなっちゃうから、

隙間なく平らに均等に違和感なく仕上げるのが肝心なんだろうな、と

その点では今回の畳屋さんはさすがでした


畳表は湿気を吸いやすいのでなるべく乾燥させるように、とのこと

あと、しばらくは乾拭きをしてほしいとのことでした

防カビ加工をしているので白い粉がでちゃうから~とのこと


新しい畳の独特の香りはたまらないですね

それなりにお値段はするけれど気分が良いです


縁の淡い抹茶色と金の模様も、適当に選んだわりには良い感じです

柄が日光に当たるとキラキラして畳が黄色くなっても馴染んでくれそうです


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